04 月02 日(日)
運営事務局より皆様へ大切なお知らせ
日頃よりやまがた愛の武将隊の活動に対し、深いご理解とご協力を賜り厚く御礼申しあげます。
これまで、やまがた愛の武将隊(以下、当団体)は、地域行政や民間諸施設の皆様とともに、ご来場者様や旅客者様がお越しいただいた先々で、「楽しい思い出」や「記念すべき歴史との出会い」を創造するべく、演武やおもてなしを通して山形県や米沢市のPRに努めて参りました。
また、拠点地域に根差した戦国武将隊として、歴史・観光の魅力発信をはじめ、武将隊というコンテンツを用いて地域観光の基盤創生に参画して参りました。
近年、SNS等の様々な電子的手法で情報拡散が身近なものとなり、当団体を観覧するお客様もまた、情報発信の担い手となっている現状がございます。
本来、SNS等の書き込みにつきましては、人それぞれの意見や見解があって然るべきであり、自由で多角的な視点や情報発信が、新しい発見や気付きを生むと思うからこそ、当団体及び運営と致しましても、お客様同士のトラブルや多様性による相違については、基本的に不介入の姿勢を示して参りました。
また、お客様から頂いたご意見やご指摘につきましては、クレームとして安易に処理を行わず、改善を望む声に可能な限り真摯に寄り添い、厳しいお言葉の中に込められた真心を受け取り磨き上げることで、一層輝きを増す観光地となり、支持を頂くに足る団体に成長するべく努めて参りました。
ですが、前年度3月に米沢市内に於いて当団体が出演したイベントにお越しいただいたというお客様から、「ファンの人が関係する故意の接触事故があった」との申し出が行政及び複数関係機関・施設に寄せられました。
このお申し出は数日間に渡り、時折内容を変えながら、被害状況が刻一刻と悪化し、一時は弁護士による司法処分を望む方向にまで発展するに至りました。
関連機関や当団体と致しましても、事の重大さを鑑み、事実確認や施設内防犯カメラ等による必要情報の収集に努めて参りましたが、該当する事実は一切確認されなかったとの報告を受けたため、現在時点では、今回のお申し出自体を虚偽による悪質なクレームであると判断するに至り、今後は以下に列記した内容の通り、然るべき司法機関に依って厳正に対処する所存です。
対処内容
⑴ 防犯カメラ等では存在を確認し得ない架空と思しき人物が負ったとされる、肉体的及び心的傷害等に対する入院治療費や看護等を理由とする休業補償等を巡る執拗な問合せや要求に対する虚偽告訴罪(刑法172条)、及び複種未遂の詐欺罪等による法的措置の検討。
⑵ 米沢市内の複数施設に対し、電子メールや電話機を用いて、電子記録機上は起こり得ない接触傷害事案等を捏造し、虚偽と思しきクレーム等を繰り返し行い、偽計をもって各施設が行うべき本来の業務を著しく妨害する行為に対する偽計業務妨害罪(刑法233条)等の法的措置の検討。
⑶ 当団体が運営上築き上げた顧客(所謂、武将隊のファンを含む支援者等)及び関係施設、または個人との信頼関係を著しく毀損し失墜させる行為に対する信用毀損罪(刑法233条)等の法的措置の検討。
⑷ 事実確認及び訴訟等に拘わる事で発生しうる時間的・費用的全損失に対する費用賠償と、その期間内外を問わず与えられた個人及び団体に所属する各個人に与えた精神的苦痛に対する責任の追求と損害賠償額の算出及びその検討。
⑸ 本件に関して社会通念上、到底看過し得ない刑法違反行為を直接的に与えた団体及び被害者個人への法的機関を通した上による正式な謝罪と事実公表の訴求の検討。
⑹ 当団体がその活動の根幹たる、所謂おもてなしと称する複合接客対応を含む従来の諸活動内容を再発防止の観点から、事実上の変更、または中止を余儀なくされる事に起因した活動再開迄の期間に発生し得る具体的な損害金の補償補填の算出と追及の検討。
⑺ 屋内外を問わず、当団体の活動起点地から半径200メートル以内への接近禁止命令の申し立てを検討。
以上
昨今、武将隊と総称される団体は、おもてなしという複合的な接客活動に従事することで拠点地域を中心に幅広い支持を獲得し、各顧客及び観光旅客者の様々なニーズに機転的に対応しながら、地域発展と誘客促進に貢献し得る存在に成長したと考えます。
しかしながら、複合的かつ間口の広いおもてなしという接客対応は、これを受けるお客様それぞれの満足感に十人十色の差異が生じ、これらを行う従事者によっても提供できるおもてなしの質量差が生じることは否めません。
そもそも、おもてなしという具体性のない真心そのものの提供を、「サービス」と同義化し、平等かつ一律定義的に提供する事は、事実上不可能であり、正解を求める事も不足を申し出る事も互いに礼を欠く行為であるのではないかと考えます。
本事案に於いてもまた、自身を武将隊と総称される団体の支援者や所謂ファンと自認する人物同士によるトラブルの延長によって申し出られた、不平等と感じる対応によって生まれる被害者感情に起因する事案であったことは想像に難くありません。
前述の通り、当団体及び運営は以降もお客様同士のトラブルに介入することはありません。また、人前に出て情報発信を行い、考えを述べる立場である以上、一定の誹謗中傷を受けることは避けられない事実であります。
ですが、関係機関や恩情ある善意の関係者等に対する度を越した申し出を放置することは、次なる事件発生を容認し、新たな被害者等を見捨て、犯罪そのものをほう助することと変わらないと判断し、本件を契機に以後は法的措置を辞さず、厳正に対処する旨をここに表明いたします。
なお、以後はお客様同士のトラブルであってもSNS等で発言・発信された内容中に、当団体との関係が質量を問わず推察し得え、かつ当団体及び運営の基準とする一線(信用毀損等の違法行為)を越えた場合に限り、運営上の権限を以て法令に則り対処いたします。
改めてご理解いただきたいことは、本国に於いて如何なる理由が生じても「攻撃」を擁護する法律は存在し得ないということです。
犯罪行為と見なされた場合、所謂「裏・捨てアカウント」であっても、発信者個人を特定することは難しくありません。
各個人が情報発信の担い手足り得る現時代であるからこそ、リアル・バーチャルを問わず、その行動が「攻撃」と目される側面がないかどうかを発信前に今一度お考えいただきますようお願い申し上げます。
今後の活動指針については、後日公式ホームページにてお知らせ申し上げますので、お客様、旅客者様に於かれましては何卒かわらぬご愛顧を賜りますよう、重ねてお願い申し上げます。
令和5年4月2日
やまがた愛の武将隊運営事務局 株式会社オニキス